弊社では、下記デバイスドライバの受託開発を承っております。
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■ Windows 9x 仮想デバイスドライバ
仮想デバイスドライバ(以降VxDと呼ぶ)は、Windows 9x系のOS上でサポートされているデバイスドライバです。
VxDは、OS下位層で動作する仮想マシンマネージャ(以降VMMと呼ぶ)の拡張モジュールとして読込まれます。
VMMは、コンピュータのハードウェアリソースを仮想化し、個々の生成された仮想マシンがリソースをあたかも排他的に所有しているように見せかけます。またVMMは、仮想メモリ機構を提供しており、各々の仮想マシンにプロセッサの使用権を割当てるためのスケジューリングを行っています。
VMMは32ビットのプロテクトモードで動作するOSそのものです。その主な機能は、仮想マシンを生成し、実行し、管理し、削除することと共に、メモリ、タスク、割込み、プロテクション・フォールトを管理するためのサービスも提供しています。
VxDは、32ビット・プロテクション・モードにおいて実行される動的リンク・ライブラリであり、OSを機能拡張するモジュールです。VxDは、VMMの監視下で動作しその助けを借りて、システム・ハードウェアの管理を行い、様々なハードウェア/ソフトウェア割込みに対しての応答処理を行います。またVMMと同様の層で動作するため、一般的なアプリケーションよりも高い特権レベルで実行されます。そのためVxDには通常の限界、制約およびシステムによる保護機構は適用されません。
■ Windows NT/2000 デバイスドライバ
NTデバイスドライバは、Windows NTおよびWindows 2000上でサポートされているデバイスドライバです。
NTデバイスドライバは、カーネルモードで動作するコンポーネントの一部として読込まれます。
カーネルモードで動作するということは、そのタスクが特権命令を実行することができるのと、あらゆる入出力デバイスへも完全にアクセスすることができ、あらゆる仮想アドレスと仮想メモリハードウェアにアクセスすることができます。
カーネルモードで動作する基本コンポーネントには、Windows NT Executive、カーネル、HALの3種類で構成されています。
Windows NT
Executiveは、複数の相異なるソフトウェアコンポーネントから構成されており、NTデバイスドライバと非常に関係の深いI/Oマネージャもこのコンポーネントに含まれています。なぜならNTデバイスドライバは信頼性の高いI/Oマネージャのアドオンコンポーネントであるからです。
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■ Windows 98/Me/2000/XP WDMデバイスドライバ
WDMデバイスドライバは、Windows 9x/MeおよびWindows 2000/XP上でサポートされるデバイスドライバです。
WDMデバイスドライバは、パワーマネージメント機能と統合的なプラグ&プレイ機能をサポートしています。
WDMデバイスドライバはそれまでのNTデバイスドライバにパワーマネージメント機能とプラグ&プレイ機能が追加されたものと考えればわかりやすいかと思われます。しかしながらNTデバイスドライバとWDMデバイスドライバとの決定的な違いがいくつかあります。それは、パワーマネージメント、プラグ&プレイおよびシステムコントロールを操作するためのハンドラをドライバ内へ実装しなければならないことです。またWindows
98/MeおよびWindows 2000/XPのアーキテクチャの違うプラットフォーム上で動作可能とするためには、必ずWDM
APIのみを用いてコーディングをすることが重要です。
特長
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Windows系の各種デバイスドライバを開発 |
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お客様独自に開発されたデバイス専用のデバイスドライバを開発 |
実績
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PIO/AD/DAデバイスドライバ開発(Windows95/NT) |
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USBデバイスドライバ開発(Windows2000/XP) |
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フルカラーBMPファイル出力プリンタドライバ開発(Windows95/NT) |
保証内容
弊社受託開発によって納品されましたソフトウェア保証は、検収後6ヶ月以内に発生した弊社責任における不具合については、無償で対応させていただきます。また、それ以降につきましては、別途ご相談とさせていただきます。
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